記事紹介2018年11月06日
株式会社東京カンテイは、2018年10月29日、2018年9月度の『中古マンション価格天気図』を発表した。
『中古マンション価格天気図』は、47都道府県におけるファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月毎に集計し、その価格変動を「天気マーク」で表示したもの。
■「晴」が19から18地域へ減少
9月度の『中古マンション価格天気図』によると、「晴」が19から18地域へ減少した。逆に、「雨」は4から6地域に増加。「曇」「小雨」は共に変化がなく、「薄日」は11から10地域に減少している。
天候が改善した地域は、9から5地域に減少。横ばいも、33から30地域に減少した。悪化は5から12地域に増加している。前月比価格が下落した地域数は、24から21地域に減少した。
地域別に見た場合、北海道と沖縄県で弱含み、沖縄県は半年ぶりに「晴」から「薄日」に転落した。北陸・信越地方でも価格の下落傾向が見られ、富山県・福井県・長野県がそれぞれ転落を見せている。
■京都府の価格東京都に次ぐ水準に
三大都市圏においては、近畿圏で引き続き強含みの傾向が見られる点に、東京カンテイは注目。大阪府が0.3%上昇、兵庫県は1.4%上昇、京都府は1.7%もの上昇を見せ、いずれも「晴」の状態を維持した。特に京都府の価格は3000万円の大台を突破し、東京都に次ぐ価格水準となっている。
(不動産投資ニュースより引用)