既存マンション価格天気図、全国で下落緩和

（株）東京カンテイは31日、2023年7月度の「中古（既存）マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

同月は「晴」が18地域（前月：16地域）と増加。「雨」は4地域（同3地域）、「曇」は8地域（同4地域）、「小雨」は3地域（同6地域）、「薄日」は14地域（同18地域）であった。

全国で天候が回復したのは9地域（同6地域）に増えており、横ばいが30地域（同30地域）、悪化は8地域（同11地域）。

47都道府県のうち前月から価格が下落したのは20地域（同24地域）と減少した。全国的な下落傾向にやや一服感が出て上昇傾向になる地域が増加している。

（不動産流通研究所より引用）