記事紹介2019年06月17日
■積極的に購入を検討している人は3割
マンションの売却情報サイト「マンション売却の達人」を運営するMayLightは6月13日、マンションの購入・売却、マンションへの不安についての調査結果を発表した。
この調査はマンション売却の達人が、20代から70代の男女300名を対象に、5月にアンケートを実施したものである。
調査結果によると、現在はマンションを所有していないが、「所有したい」と考えている人は62.7%だった。
しかしながらこのうち、積極的に購入を検討している人は33.2%と、3割程度にとどまっていることが明らかになった。
これに対してマンションの所有を考えていない人は37.3%。積極的に購入したい33.2%を上回る結果となっている。
■リスクは修繕費用と資産価値の減少
マンションの売却を検討しているのは、どのくらいの割合だろうか。
現在所有しているマンションを売却したいと考えている人は、全体の49.1%だった。このうち積極的に売却を検討しているのは、全体の31.6%となっている。
また、マンションに対する不安について尋ねたところ、最も多かったのが「大規模修繕の費用」の32%。次いで「資産価値の減少」の31%だった。
どちらも経済面でのリスクを不安視しており、今後に景気が低迷した場合は、これらの不安を感じる人が増えるのではないかと懸念される。
マンションの購入を検討している人は、資産価値が減少するリスクを充分に考慮する必要がありそうだ。
(不動産投資ニュースより引用)