既存M価格天気図、「晴」が過半占める

（株）東京カンテイは25日、2019年3月度の「中古（既存）マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンションの流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。

同月は「晴」が24地域（前月20地域）に増加し、4ヵ月連続の最多。「雨」は2地域（同4地域）、「曇」は5地域（同7地域）にそれぞれ減少した。「小雨」は5地域（同4地域）、「薄日」は11地域（同12地域）となった。

全国で天候が改善したのは17地域（同11地域）、横ばいは23地域（同29地域）、悪化は7地域（同7地域）。全国的に強含み傾向になり、上昇傾向を示す「晴」「薄日」の合計が35地域と、7割超を占めた。

（不動産流通研究所より引用）