記事紹介2018年11月28日
(株)東京カンテイは28日、2018年10月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンション流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。
同月は、「晴」が12地域(前月18地域)に減少した一方、「雨」は9地域(同6地域)に増加した。そのほか、「曇」は6地域(同7地域)と減少、「小雨」は7地域(同6地域)と増加。「薄日」は13地域(同10地域)に増加し、最多となった。
全国で天候が改善したのは4地域(同5地域)、横ばいは23地域(同30地域)で共に減少。一方、悪化は35地域(21地域)と大幅に増加した。
全国的に弱含みの傾向が見られ、特に東北、北陸・甲信越地方、九州地方で天候悪化地域が増加している。首都圏は全域で弱含み、東京都は「晴」から「薄日」に転落した。
(不動産流通研究所より引用)