記事紹介2018年09月17日
■分譲マンションの月額募集賃料を集計・算出
株式会社東京カンテイは、2018年9月13日、『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の2018年8月版を発表した。
この賃料推移は、東京カンテイのデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を、行政区単位に集計・算出し、平米単価に換算して表記したもの。集計対象は、ファミリータイプのみとなっている。
■首都圏の分譲マンション賃料は、2734円/平米
今回発表された『分譲マンション賃料月別推移』2018年8月版によると、2018年8月の首都圏における分譲マンション賃料は、2734円/平米となった。前月比ではマイナス0.4%と水準を下げた形となっており、東京都や神奈川県などが弱含んだ影響を反映した結果であると、東京カンテイは分析している。
都県別で見た場合、築浅物件からの事例が減少した東京都では、前月比マイナス0.3%の3286円/平米をマーク。神奈川県も同様にマイナス0.3%の2115円/平米となり、共に下落傾向での推移が続いている。千葉県は、大幅上昇した前月からの反動でマイナス1.7%の1561円/平米となったが、前々月の水準は上回った。埼玉県は、プラス0.9%の1645円/平米と3ヵ月連続で上昇し、上昇率も拡大しつつある。
■兵庫県がプラス0.5%で上昇に転じた
近畿圏全体としては、前月比マイナス0.1%の1821円/平米という結果となった。大阪府は、マイナス0.6%の2125円/平米と、3ヵ月連続で下落。一方、下落トレンドが続いていた兵庫県は、プラス0.5%の1620円/平米で上昇に転じた。
中部圏は、全体としては前月比マイナス1.3%の1724円/平米をマーク。愛知県は、マイナス1.5%の1760円/平米で、再び下落している。
(不動産投資ニュースより引用)